この会社の人と話すと、みんな優秀で、雰囲気もいい。仲間が協力的。業績も右肩上がりで、ファンが多い。
そういう会社、見たことありますよね。経営、現場に話を聞くと、共通するキーワードがありました。
それは・・・「一貫性」です。
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エンゲージメント=会社に対する「愛着心」や「思い入れ」
「エンゲージメント」とは、従業員の会社に対する「愛着心」や「思い入れ」をあらわすものと解釈されますが、より踏み込んだ考え方としては、「個人と組織が一体となり、双方の成長に貢献しあう関係」のことをいいます。
近年、若年層の職業観の変化や終身雇用制度の崩壊、少子化に伴う人手不足が進み、企業は長期的観点から人事制度や人材育成を考える必要性に迫られています。ここでは「エンゲージメントされている組織とは何か」を明確にした上で、従業員と組織のエンゲージメントを高めるために必要なポイントを整理します。(出典:日本の人事部)
経営の思いが言語化できているか
ミッション(存在意義)、ビジョン(方向性)、バリュー(あり方)に経営の思いが入っているか。
- 事業が好調だから問題ない
- 人の採用に困ってない。定着率も落ちていないから問題ない
経営者が思いを言葉にする重要性を感じていないことも多い。
経営者が「どこを見ているのか」で分かれる。
「売上が上がる」などの「短期的な視点」で物事を見ているのか、「企業文化を創る」などの「長期的な視点」で物事を見ているのかの違い。
短期視点なら、どこかで頭打ちになり、組織がスケールするのは難しくなる。
長期視点であれば、スピードは遅いかもしれないけれど、事業に合わせて組織も成長していくので、強い組織を創ることに繋がっていきます。
経営がどの時間軸で物事を捉えているのかが問われます。
社員が体験する場面で、経営の思いが反映されているか
メンバーが仕事上で経営の思いをどう体験しているか。
例えば、経営の思いが「人の可能性を最大化したい」であるのに、上司とメンバーの1on1の内容が「メンバーの出来ていない業務の詰め」だったり、人事評価で減点方式だったり、ということ。
経営からは「そんなことが起きているはずはない」と思いますが、相当の会社で起きている現状です。
そこから「言っていることと違うじゃないか」という思いをメンバーが感じて、次第に社内全体に「白け」の空気感が広がっていってしまいます。
経営の思いが社内のメンバーだけでなく、社外の人も体験を通じて感じられるのかも、「一貫性」を実現する上で大事なポイントです。
打合せの場面だったり、商品やサービスを使う場面だったり、そこでどんな体験をするのか。
社外の人が体験する場面も、経営の思いが反映されているか
単に「いい体験をしてもらいたい」というだけだと、他社の商品やサービスと同じレベルになります。そうではなく、経営の思いが色濃く反映されたもので、こだわりを感じるものだと「この体験をまたしたい」と思ってもらえるようになります。
経営の思いが明確に言語化されていて、それを社内外の人が体験する場面がどれだけあるか。これが強い組織に共通する「一貫性」を生み出すことに繋がります。
組織のエンゲージメントに課題を感じている方はこちら
RECOMOでは、ビジョン実現のために会社が乗り越えるべき課題を伴走する形で経営者にサポートしています。
以下のような課題があれば、話を聞かせてください。
- 会社の一体感を生み出したい
- 人が自律的に動く組織を作りたい
- 会社のミッション、ビジョン、バリューを言語化したい
- 採用を強化したい
- 定着率を上げて、エンゲージメントを高めたい
- 評価制度を考えたい
- マネジメントを強化したい
こうした人と組織の面で課題を感じている経営者の方は、ぜひご連絡ください。60分のヒアリングで、課題が明確になり、次に何をしていけばいいのかを一緒に考えます。
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