社内の雰囲気を明るくしたいなら、経営者がまず最初にやるべき3つのこと

定着・エンゲージメント

「ウチの会社の雰囲気というか流れる空気が悪くて困っているんですよ」

経営者からそういう相談を受けることがある。

社内の状況を聞いてみると、、、

  • 社内で音が鳴るのは電話の呼び鈴とキーボードを叩く音
  • 時折聞こえる咳払いと溜め息
  • 挨拶はしても、誰も応えない

そういう状況を見て、「もう変えることはできないので・・・」と諦めてしまっている人もいる。

こういう状況下で経営者として何ができるだろうか。

私も社内の雰囲気が悪い会社で働いた経験がありますが、そこでは常に「淀んだ空気」が漂っていました。

何となく、こうジトッとした感じの。

そういう環境では未来志向のポジティブな話は出てこないし、いつも他人のあら捜しをして悪口を裏で言い合っていることがほとんどでした。

そんな環境で働きたいと思う人はいないし、未来を感じて全力を出し切ろう、と思う人もいないでしょう。

経営チームのミッション・役割

経営者(CEO)を始め、各CXOの経営チームのミッション(存在意義)や役割を考えてみたい。

もちろんいろんな側面はあるものの、組織視点で考えるとすると、

人と組織の関係を最適化して、人が可能性・価値を最大に発揮できるチーム・組織づくりに尽力し、人と組織の力で圧倒的な成果を出すこと

が挙げられる。

つまり、社内の雰囲気・空気が悪くなっているのだとしたら、それは経営チームが役割を果たせていないから、ということになる。

一人一人の信頼関係がない中で事業を進めようとしても、出せる力はチームや組織の全体ではなく、一部の人の器の範囲に留まる。一人あたりの売上・生産性が向上することはない。

朝の出社時に、どんな声、どんな表情で挨拶をしていますか?

私が今まで見てきた中で、社内の雰囲気・空気が悪い会社に共通するのは、朝の挨拶のテンションが低いことです。

別に挨拶のテンションが高いからいいということではなく、ほぼ惰性か、どうせ返ってこないよね、という空気に流されて、暗い表情と声で挨拶することがほぼです。

社内の雰囲気・空気をより良いものに変えたいなら、まず経営チームが手を入れるのはここです。

自分たちから率先して声を掛ける。一人の行動だけでは変わらないので、チームでやる。

会社をより良くしたい、雰囲気を変えたい、という思いに共感してくれるメンバーがいれば、仲間に引き込む。(積極的に関わってくる人が未来のリーダーになったりします)

まずは朝の挨拶を経営チームから変えていきましょう。

一人一人から話を聞く

経営者がメンバーの状況、気持ちが分からなくなっている時は、たいてい「経営陣が一人一人から話を聞けていない」状態がほとんどです。

状況が分からないのでアンケートなどのサーベイを取ったりするのですが、そもそも会社への気持ちが期待から失望に変わってしまっているので、本音の答えをもらうことは難しい状態です。

そんな時にまず行うのは「一人一人から話を聞く」が効果的です。

15分でも30分でも、ランチでもお茶でもいいのです。

話を聞く、接点をつくること自体も目的になります。話の内容が会社や経営にとってネガティブなことであったとしても、話を聞いてくれる姿勢を見ています。

そういう姿勢が徐々に伝わり、会社で起きることを自分事で考えられるようになって、やがて経営からのメッセージが届くようになります。

一日一回の仲間との雑談

あなたが他の部署の社員だとして、どういう場所に相談に行こう!と思いますか?何となく空気がどよーんと漂っているところに行きたいですか、それとも、和気あいあいと楽しく雑談をしている仲間たちがいるところに行きたいですか?

社内の雰囲気が暗くなっていることを他の誰かのせいにしたり、諦めたりしている場合ではありません。自分が動いて、ありたいと思う雰囲気を作ること、一人でも二人でも仲間を作り、周りの力も借りて変えていくことが大事です。