読書の時、勉強してる時、人と話す時、仕事している時、食事をしている時、電車に乗っている時など、人生のあらゆる瞬間で人は新たな学びを得ています。
学んだことを自分のものにすることができて、できるだけ早くに実現したら、自分が成長できるスピードが格段に早くなります。
私なりに思う「学んだことを最速で自分のものにする3つの方法」を紹介します。
何かを学んだら、すぐにやってみる
頭で「分かった」と思ったことでも、実際に行動に起こす段階になるとできないということを体験したことがある人は多いと思います。
人間の脳は、明確にイメージできた時には実現させることはできるのですが、ぼんやりとしたイメージしか持てなかった時は、実現できないか、行動を起こすこと自体ができません。
学んだことを自分のものにするには、まず実際に行動に起こすことが一番大事な要素になります。
例えば、人とのコミュニケーションを円滑にする方法を学んだら、とにかく早く、すぐに使ってみる。
やってみても、それはうまくいきません。
それでもすぐに行動に起こすことで、自分がどこまで学んだことを理解できているのか、何を理解できていないのかを知ることができます。
これが学びを強力に促進してくれます。
行動の後の検証を必ず行う
「何事も行動を起こさないと何も始まらない」とよく言われます。
これを聞くと、行動することばかりに気が取られてしまいます。
しかし、行動することと同じぐらい実際にどうだったのか、を検証することが、学びを自分のものにするには重要な行動になります。
学びを自分のものにできずに、なかなか人として成長、進化することができない人のほとんどが、この検証することのプロセスを軽く見ているか、見ないようにしています。
- やってみてどうだったのか?
- うまくいったのか?失敗したのか?
- それぞれの理由は何か?
- 次は何を改善してみるのか?
行動したら素早く自問自答してみる。考えをまとめて、すぐに次の行動を起こす。
学び→行動→検証→学び→行動のプロセスを高速で繰り返してみると自然と学んだことは自分のものになっていきます。
小さくてもいいので行動する。続ける
最後は、行動し続けることです。
行動するというと、大きなビジョンや意志がないといけない、などと考えてしまうものですが、それはあまり重要ではありません。
それよりも、小さくてもいいので、とにかく行動する、行動し続けることが大事です。
「いつかやってやるぞ!」と情熱的に野心を育てることも否定はしませんが、小さくてもいいので行動してみると、行動した分だけ事象に変化を起こすことができて、自分自身を進化させることができるはずです。
小さな第一歩(ベイビーステップ)を踏み出して、止まって考えてみて、すぐに第二歩目を踏み出してみることを意識してみて下さい。